それなりに人生を過ごしてくると、良くも悪くも積み上げてきたライフスタイルの結果が現れてきますね、より、パーソナルに。
人生を折り返していくにあたり、一度「健康維持のための客観的な基準」に対して自分自身のライフスタイルがどうなのか。確認、そして必要な修正や望ましい習慣化はないか、考えてみませんか?
それは「病気にならない」という最低ラインのためだけではなく、こらからの人生にワクワクできるような史上最高の体調の良さを手に入れるために!
人生がとても長くなったので、先手必勝。
超エビデンス(科学的根拠)に基づく「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)
「日本人の食事摂取基準」とは、厚生労働省が、健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的として制定したエネルギー及び各栄養素の摂取量の基準(Wikipediaより)。
5年に1度改定されるのですが、多くの専門家が公式な準備期間として2年かけ、あらゆるエビデンス(科学的根拠)を収集して検討、策定。基準の策定根拠、科学的根拠の度合いなどがすべて明記されています(すごい量!)。
これを見ていると、突飛な食事法の情報がまことしやかに流れ続けていることを、無責任だなぁ~と感じざるを得ません。健康は命に係わることだから、絶対に失敗しては、させてはいけない、と思うのですよね。
栄養素の指標は、三つの目的からなる五つの指標で構成される
- 摂取不足の回避を目的とする 3 種類の指標
「推定平均必要量」:半数の人が必要量を満たす量(半数の人は満たされない)
「推奨量」:ほとんどの人(97~98%)が充足している量
「目安量」:十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合
※目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 過剰摂取による健康障害の回避を目的とする指標
「耐容上限量」:十分な科学的根拠が得られない栄養素については設定しない - 生活習慣病の発症予防を目的とする指標
「目標量」:生活習慣病の発症予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量
※生活習慣病の重症化予防及びフレイル予防(※2)を目的として摂取量の基準を設定できる栄養素については、発症予防を目的とした量(目標量)とは区別して示されている
健康な状態と日常生活にサポートが必要な介護状態の中間を意味する。
Fried提唱の基準では5項目のうち、3項目以上該当すると「フレイル」、1または2項目だけの場合は前段階の「プレフレイル」と判断する。
- 体重減少:意図しない年間4.5kg、または5%以上の体重減少
- 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
- 歩行速度の低下
- 握力の低下
- 身体活動量の低下
科学的根拠に基づくロジカルな摂取すべき栄養素量をゴールにして、食習慣を調整・修正する
食べたものがすべてカラダの栄養になっているかというと、消化吸収などに「個人差(※)」があったり、楽しくリラックスして食事しないと消化吸収されないかも? など、怪しい。でも、「日本人の食事摂取基準」は、個人差を加味しても「これなら健康を害さないよね」という摂取基準になっています。(※)消化酵素の強弱、代謝酵素の欠損など
ですから、「植物性の鉄は吸収されにくいから基準値よりもっと摂らないといけないでしょ」などという忖度は不要! 食事摂取基準で示されている量を過不足なく摂取できる食が、多くのエビデンスに基づく健康管理の「基本のキ」ということになります。
カラダは栄養素が不足している場合、その栄養素の吸収率が上がるのも事実なようですが、そこも織り込み済みな基準値なので、やはり「過不足なく」をめざすべきかと思われます。
健康を害さないであろうとされる摂取基準をクリアした食習慣をめざそう
長寿化時代、「栄養は運動まで」。食欲・体力・体重管理の三方解決!
毎度しつこくて申し訳ないのですが・・・
- 体力のベースは「食べるチカラ」。長寿化時代、「食べるチカラ」の維持が非常に大事
- 「筋力」の差はパワーの差、「持久力」の差はスタミナの差、「運動」で痩せはしないが太らない、大事な「食欲」を維持できる
- ビタミンA・B・C・・・は「栄養素」。「栄養」は食べてから使うまでのダイナミックな代謝のこと。『栄養は運動まで』と心得ると健康づくりが本当にうまくいく
よほど働き者でいつも動き回っているならともかく、ほとんどの方にとっては意識した運動習慣(活動量の確保)が必須だと思われます。もちろん、特にスポーツ等でなくても、歩数計を持って一定以上歩くなどの方法でもOKです。
40代まではいろいろ代替方法も効きますが(マッサージやサプリメントなど)、40代過ぎたら腹をくくって「どうやったら運動を習慣化できるか」に全集中するのが妥当かな、と。「食」と「運動」の大切さはまったくの同等で、そして両者は兼用できない別物。というのが、長年健康づくりに携わってきた実感です。
長寿化時代はメタボなどの内科的予防策(血液=食のメンテナンス)とともに、整形外科的予防策(関節や筋肉等=肉体のメンテナンス)が、と同等に大事です。運動などの活動量だけでなく、体の使い方、使い続けられるようなメンテナンスも必須といえますね。
「栄養ドック」(サポートサービス)のススメ
「栄養ドック」とは
食事分析を中心に、ヒアリングシートと併せ、生活習慣病予防の観点、整形外科的予防の観点を含めたライフスタイル修正点の確認とそのアドバイス、フォローを行うサービスです。ご自身のライフスタイルの客観的な把握と、修正・アップデートの一助にご活用ください。
①ロジカル食事分析
食事内容を見てふんわり「もう少し〇〇を食べましょう」「△△を控えましょう」というものではなく写真に記録していただく食事内容を「食品成分表」(文部科学省)に基づいて分析、各栄養素の「日本人の食事摂取基準」の充足度を見える化(36種)。
さらにあらかじめお伺いする体調、気になる点に対して、食事分析と併せてパーソナル食分析を実施。その分析に基づくレポート・情報(不足がちな栄養素を多く含む食品リストなど)を作成。
- 1週間分、口にしたものすべて写メで記録していただきます(写真に日付・時間を記載してください)。
☞データは、Dropboxでやりとりさせていただきます。
☞写メを忘れた場合は、メモに残していただき、別途テキストでDropbox内に格納/メール送信でもOKです。
※1週間分の食事記録から傾向を見て、抜粋して分析、平均値をとって「食傾向」として分析値を算出します。 - 別途、お送りする「ヒアリングシート」も併せてDrpbox内に格納/メール送信でもOKです。
☞ご質問・ご要望なども、できる限りお答えさせていただきます。 - いただいたものを確認のうえ、受領、あるいは確認・質問のご連絡を返信。
- 2週間以内に、「①食傾向分析値結果」「②総評」「③分析結果で過不足と思われる栄養素の影響」「④分析結果の不足がちな栄養素を多く含む食材一覧」「⑤調整・修正習慣のご提案(身体活動等含む)」をご提出。
- ご希望により、ZOOMやお電話にて結果についての確認、ご質問などをお受けします。メールでも可。
▼④「①食傾向分析値結果」帳票サンプル。こちらをもとにして別途②~⑤をご提出。
②パーソナル食トレ
「①ロジカル食分析」のオプションサービスです。
- 定期的に進捗確認(ご希望によりメール/ZOOM/お電話いずれか)
- 随時、メールにてご質問を承ります(私の立場でご回答できるものに限りますが、回答不能なものはその旨を記載してご返信しますので、いったんはなんでもご質問ください。回答にはじゃっかんお時間のいただく場合がございます)
料金のご案内
- ①ロジカル食分析 ¥5,000(税込)
- ①ロジカル食分析+②パーソナル食トレ(3か月) ¥8,000(税込)
以後、延長をご希望の場合は¥2,000/月 となります。
※終了後、感想をいただける場合はー¥500-とさせていただきます。
以上、お申込みまたはお問い合わせは 〇こちら よりお願いいたします。
まだサービスを始めたばかりですので、フレキシブルに対応させていただきます。
お気軽にご連絡くださいませ!
初めて本ブログをごらんいただいた方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。
また、お会いしましょう(^_-)-☆
MICHIKO★ようこそ、40代からの栄養術「20の黄金習慣」へ!人生が長くなったので、私たちは今まで以上にカラダを長持ちさせなくてはいけなくなりました。40代以降ミドルエイジの期間は、健康リメイク(立て直し)できる最大のチャ[…]