ところが! ナスの鮮やかな紫色をつくる「ナスニン」は目によく、また、がん抑制効果はブロッコリー以上という、「スーパー抗酸化物質」として近年大注目!!
と言ったところでまた、白い茄子はどうなる? 皮をむいたらダメなのか?? などなど(^^;)
大前提、茄子は東洋医学的には火照ったカラダを冷やしてくれるという野菜となっており、栄養学的根拠でいえば、水分とともに「カリウム」が摂取できる点がやっぱり夏野菜の真骨頂!
2022年の今年は酷暑、とにかく「夏野菜」を食べ尽くして乗り切るのだ! せっかくだから「ナスニン」もちょっと意識してね(^_-)-☆
「茄子」ってなんだ?
原産地はインドで、日本へは8世紀ごろに中国から渡来したそうよ。現在は日本全国、地域によって特徴ある品種が多数栽培されているわ。
関東界隈でみかけるのは「千両茄子」。長細い茄子もあるわね、「長茄子」「大長茄子」。京野菜で有名な「加茂茄子」、サラダがとってもおいしい「水茄子」、大ぶりな「米茄子」、小さな「小茄子」、まあるい「丸茄子」、「青茄子」「白茄子」「ゼブラ」なんていうのもあるわ! 各土地特有の茄子があること、茄子を用いたことわざも多いことなどをみると茄子って愛されている野菜なのね~、と思うわ。茄子自身に味のクセがないところが、いかようにでも使えて愛されているようね。
世界中で1,000種類ほどある、日本国内だけでも200種類近くの品種があるといわれているから、生食・漬物向き、煮物向き、焼き物向き・・・めずらしい茄子をみかけたときは、相性がいい料理法を検索してみると、新しい発見がありそうね(^_-)-☆
「茄子」の栄養価
「栄養術」を冠をしている本ブログの本命は、栄養価?!
特長的な成分は、強力な抗酸化パワーをもつ、つややかな紫色の皮の「アントシアニン」系色素の『ナスニン』、『ヒアシン』
☞強い抗酸化作用があり、特に目の疲労回復、機能サポートに効果があるといわれる。また、体内の活性酸素の働きを抑え、動脈硬化や老化防止、抗がん効果はブロッコリー以上だと注目されている。
☞水に溶けやすい、油でコーティングするような料理法が有効とされる他にも、「β-カロテン」や「カリウム」が豊富
☞「β-カロテン」は抗酸化作用
☞「カリウム」は塩分の尿への排泄を促し高血圧の改善に役立つ。細胞内液に多く含まれ、下痢・多量な発汗・利尿剤などで不足すると脱水症状を起こす
☞「カリウム」の十分な摂取は、熱中症予防また、回復に役立つ「ぬか漬け」でビタミン、カリウムが2倍、さらに植物性乳酸菌がアップ
☞ぬか漬け効果は、どの野菜も同様
とにかく! 今年2022年の夏は酷暑だから、「強い抗酸化力」にすがらない手はないわ!
なにはともあれ「おいしく食べる」! というのが大前提だとは思うのだけど、今年はね~、ちょっと「ナスニン」効果を意識してもいいかもね(^_-)-☆
「茄子」愛食術
【簡単取説】
おいしい時期は6月~9月とされる
へたの切り口がみずみずしく、しっかりしてとげが鋭くとがっているものほど新鮮。皮の色は濃く、ハリとツヤがあり、ズッシリとし、傷や変色のないものがよい。鮮度が落ちると種が変色するラップに包むか、ビニール袋に入れ、野菜室や冷暗所で2~3日
☞冷やしすぎると縮むので注意。火を通せば、冷凍も可能
「ナスニン」は水溶性のため、茹でたり煮たりしたりすると流出する
☞油で炒める、揚げるなどでコーティングされて「ナスニン」の流出は防げるが、スポンジ状の組織が油をガッツリと吸ってしまうのでハイカロリー化に注意
☞味噌汁など、汁ごとなら摂取できるアク抜きせず、切ったらすぐ調理するのが望ましい
☞「ナスニン」が流出してしまうため。しかし、あく抜きしないと変色は防げない。軽く塩をまぶしてから調理するという対策法もある
茄子って、みなさんそれぞれ料理法に好みがあるような気がしているわ。私はなぜか、素麺を食べる時に茄子の味噌炒めや、茄子のつけ汁が好き。
「水茄子」は食べる直前によく冷やしておき、生のままオリーブオイルと塩でサラダにして食べるのが大好き! 青じそも合うわ。
「長茄子」は、そのまんま四方を4分ずつ焼いて、焼けたら縦長に切れ目を入れてバターを挟み、醤油をかけて食べるのがご馳走になってるわ! 放送終了してしまったけど、NHK放送「ガッテン」で紹介していた「茄子ロンポー」よ(^_-)-☆
鮮度がある茄子がお値ごろのときは、毎度だけど「買い」!ね。料理のタイミングを逸して鮮度が落ちてきたら、味噌汁かぬか床へ。ぬか漬けも好きだわ! でも、あまりにも夫が食べ過ぎるのでお休み中( ;∀;)
まとめ
✐特長的な成分は、強力な抗酸化パワーをもつ紫色の皮の「アントシアニン」系色素の『ナスニン』、『ヒアシン』
☞強い抗酸化作用があり、特に目の疲労回復、機能サポートに効果があるといわれる。体内の活性酸素の働きを抑え、動脈硬化や老化防止、抗がん効果はブロッコリー以上だと注目されている。
☞水に溶けやすい、油でコーティングするような料理法が有効とされる
✐「β-カロテン」や「カリウム」が豊富
☞「β-カロテン」は抗酸化作用、「カリウム」は塩分の尿への排泄を促し高血圧の改善に役立つ。また細胞内液に多く含まれ、下痢・多量な発汗・利尿剤などで不足すると脱水症状を起こす。「カリウム」の十分な摂取は、熱中症予防また、回復に役立つ。
初めて本ブログをごらんいただいた方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。
また、次の習慣化でお会いしましょう(^_-)-☆
MICHIKO★ようこそ、40代からの栄養術「20の黄金習慣」へ!人生が長くなったので、私たちは今まで以上にカラダを長持ちさせなくてはいけなくなりました。40代以降ミドルエイジの期間は、健康リメイク(立て直し)できる最大のチャ[…]