<夏>【キュウリ栄養術】酷暑対処術-必見!熱中症対策、真骨頂の実力

 
MICHIKO★
年々、夏が暑くなりますね。

そして毎年、電力不足が懸念されての「省エネ」ですね。

もう、「胡瓜きゅうり」しかない!!

「夏野菜」といわれつつ、冷房が当たり前になって、胡瓜が胡瓜たる役割をなかなか果たせなかった近年。

胡瓜は「世界一栄養がない野菜」としてギネス認定されているそうですが(笑)、天然の熱中症対策サプリメントです!

今こそ出番!
その栄養価に感謝しながら、例年なく最頻発でいただきましょう(^_-)-☆
※暑すぎて、胡瓜きゅうりも不作で高値になってまいりましたね・・・(涙)

胡瓜きゅうり」ってなんだ?

胡瓜ってなんだ画像

原産地はインドのヒマラヤ。 栽培の歴史は3000年も前にさかのぼるのだそうです。6世紀後半に中国から日本に伝えられ、本格的に栽培されるようになったのは江戸時代から。語源は「黄瓜きうり」で、ふだん食べている緑色のものは、黄色く熟れる前の未過熟果なのだそうです。

「夏秋胡瓜きゅうり」と「冬春胡瓜きゅうり」があるようで、前者の産地は「宮崎県」「群馬県」「埼玉県」、後者は「福島県」「群馬県」「岩手県」が主な栽培地(2022年調べ)

私が住むエリアでは夏以外は価格が高く、張りツヤも今一つなのでほとんど食べません。一方、夏は1年分を食べ尽くすかのように、毎日食べています。
冷房を使わない我が家では、毎日、冷やしみそ汁を食べるのですが、その主たる具材となっているのです。

胡瓜きゅうり」を一言で評価するならば、『天然の熱中症対策のサプリメント』

そもそも、胡瓜きゅうりはどこまでいっても「夏」用であり、通年視点で「世界で一番栄養がない野菜」なんて言われる筋合いはまったくないと思っています。


胡瓜きゅうり」のいいところ

胡瓜のいいところ画像
  • 95%が水分。「ミネラル」「ビタミンC」も補え、熱中症予防に最適
    ☞カラダにこもった熱を汗とともに排出させる

  • 数種類のビタミン・ミネラルが含まれ、特に多いのが「カリウム」
    ☞体内の余分なナトリウム排泄を促し、高血圧改善、むくみ対策の働きをする、デトックス作用がある

  • アミノ酸の一種の「シトルリン」が多い
    ☞血管拡張作用があり、血流をよくしたり、血管を元気に保ったり、疲労回復や運動能力を高める作用、抗酸化作用など、さまざまな効果が期待されている

  • ぬかみそ漬けにすると、「ビタミンB1」が約8.7倍、「ビタミンK」や「カリウム」が約3倍、「ビタミンC」は1.5倍に増える。さらに、ぬかの「乳酸菌」も一緒に摂れ、腸内環境を整える効果もプラス
    「ビタミンB1」は疲労回復効果、「ビタミンK」は止血効果やカルシウムの骨の沈着を助ける効果がある

  • 青臭さのもとは「ピラジン」という成分
    血液サラサラ効果がある

  • 「酢」と一緒に食べると「ビタミンC」が守られる
    きゅうりには「ビタミンC」を壊すアスコルビナーゼという酵素が含まれているが、酸がこの働きを抑える。サラダやあえ物などでは「酢」を使うのがオススメ。

食べる時は手に塩をとり、胡瓜の表面に塩をこすりつけて洗い流してから使うのがお勧めです。

今は、かつてほど表面がイボイボしていたり、とがっていたりしないから「板ずり」(後述)するほどではありませんが、塩でこすり洗いしておくと、青臭さが抜けてググっとおいしくなります。


胡瓜きゅうり」愛食術

胡瓜愛用術画像

胡瓜きゅうり」、夏は安いですよね?

「ロスリーダー」といって、集客のために定期的に特売されているお店も多いのでは?

鮮度が命なので、なかなか「まとめ買い」というわけにもいきませんが、なんなら毎食1品は胡瓜!きゅうりの勢いで食べて、酷暑を元気に乗り切りたいところです(^_-)-☆

【「胡瓜きゅうり」簡単取説】

☑7月~10月は「夏秋胡瓜きゅうり」、11月~6月は「冬春胡瓜きゅうり
☞「冬春胡瓜きゅうり」は主にハウスで栽培されている

☑触ると痛いほどいぼがとがっていると新鮮(*)で、両端がしっかりしているものが良質。太さが一定のものがおいしく、曲がっているかどうかは気にしなくてOK。先端の切り口が黒ずんでいないものがよい
☞(*)「フリーダム」という品種など、イボがないつるつるした品種もある。最近はこちらの品種がメインのもよう

☑ビニール袋に入れ(新聞紙でくるんで入れると尚よし)、野菜室に立てて保存で2~3日
☞寒さと乾燥に弱い

☑「板ずり」(*)すると、いぼが取れて口当たりがよく、味もしみやすく、色もきれいになり、えぐみ(ギ酸)もとれる。または、胡瓜きゅうりの先端を切ってこすり合わせても、あくがとれる
☞(*)軽く塩をふり、まな板の上で押しながら転がす


胡瓜きゅうりも本当にさまざまな食べ方がありますね。「熱中症対策」という観点では、「醤油漬け」とか、漬けてカリウムを排泄させてしまうより、そのまま鮮度をいただくような食べ方がお勧めです。

わが家は胡瓜きゅうりに、「じゃこ+すし酢+胡麻油+すり胡麻」が好きです。
『酢が胡瓜のビタミンCを守る』という理屈にも合ってるんですね、実は!
一人1本分以上は食べちゃいます。

酢の物、胡瓜きゅうりスティック、たたき胡瓜きゅうりに塩+胡麻油、プラス韓国のり、棒棒鶏、よだれ鶏、冷やし中華、マヨポン酢、ツナの無限胡瓜きゅうり、S&Bとかの調味パウダー、なかなか飽きずに食べられます😊

今朝は、朝食のガパオに胡瓜きゅうりを添えてみました。
白だしベースに醤油・砂糖(わが家は甜菜糖)をちょっと足した調味液をジップロックに入れ、胡瓜を入れてもみもみして一晩漬けておいたもの。
夏の白だし漬けはキリッしておいしいですね。
いろいろ栄養素は流れ出ちゃってるけど😅
いろいろと楽しむことにいたしましょう😊

朝食ガパオ画像

【補足】熱中症対策

サンシャイン画像

本当に年々、夏が暑くなっていますね。

熱中症対策にエアコンはとても大事ですが、どんどん外気が上がっていくところをエアコンでしのいでいこうとすると、今度は室内外の温度差にカラダがついていけず、自律神経の不調がおこります

対策として、私たち自身が『体温調節機能』をあげておくことも、必要なのではないか。
最近、強く思うことの一つです。

そういう意味からも、やっぱり運動習慣は大事ですね。

「汗をかけるようになる」=「熱発散能力が上がる」です。
そして、汗をかいて体温調節することが、自律神経を鍛錬します。

春先、気温が20℃になろうかというのに、見た目半分くらいの人たちが惰性のまま、冬のダウンコートを着ている姿を見ると、つい自律神経機能が心配になります。

「肉体を鍛える」と思わないで、「自律神経を鍛える」と思って、適度な運動すると良いかもしれません😊
事実、運動にはそのような効果も、大きな目的になっています(^_-)-☆

まとめ

星×まとめ画像

胡瓜きゅうり一言で評価するならば、『天然の熱中症対策のサプリメント』

✐95%が水分なるも「ミネラル」「ビタミンC」も補え、カラダにこもった熱を汗とともに排出させて熱中症予防に最適

✐数種類のビタミン・ミネラルが含まれ、特に多いのが「カリウム」
☞体内の余分なナトリウム排泄を促し、高血圧改善、むくみ対策の働きをする、デトックス作用がある

✐アミノ酸の一種の「シトルリン」が多い
☞血管拡張作用があり、血流をよくしたり、血管を元気に保ったり、疲労回復や運動能力を高める作用、抗酸化作用などが期待されている

✐ぬかみそ漬けにすると、「ビタミンB1」が約8.7倍、「ビタミンK」や「カリウム」が約3倍、「ビタミンC」は1.5倍に増える。さらに、ぬかの「乳酸菌」も一緒に摂れ、腸内環境を整える効果もプラス
「ビタミンB1」は疲労回復効果、「ビタミンK」は止血効果やカルシウムの骨の沈着を助ける効果がある

✐青臭さのもとは「ピラジン」という成分で、血液サラサラ効果がある

「酢」と一緒に食べると「ビタミンC」が守られる

✐「熱中症対策」という目的では、汗をかく習慣化(運動)も大事。体温をコントロールするという「神経」を鍛えることが自衛になる


 
MICHIKO★
最期までお読みいただき、ありがとうございました!
初めて本ブログをごらんいただいた方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。
また、お会いしましょう(^_-)-☆
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